コーヒーロースター、エスプレッソのスペシャリストとして ― Our Story

オールプレス・エスプレッソは、人と人とのつながりのもとに成り立っています。コーヒーロースターとしての私たちの成功は、初めて私たちのカフェに訪れたお客さまから、世界中のスタッフ、そして毎朝ダニーデンのロースタリーカフェでロングブラックを楽しむジョンも含め、私たちがパートナーとして選んだ人たちとのつながりに支えられているのです。

私たちはコーヒーが持つ人と人をつなぐ力を信じています。カフェで談笑する二人の手には、フラットホワイトがある…そんな素敵な光景が私たちの喜びです。

創業者であるマイケル・オールプレスは、80年代後半にシアトルでブームとなっていたスペシャルティコーヒーとの出会いをきっかけに、1989年、ニュージーランドで小さなコーヒーカートを始めました。当初はニュージーランド初のコーヒーカートとしてガレージの裏でコーヒーを焙煎しオークランド市内のカフェに配送していましたが、風味へのこだわりは評判を呼び、現在では世界中の1,200以上ものカフェやレストランへコーヒーをお届けしています。

美味しいコーヒーは科学と技術の融合により生み出されます。オールプレスは早くからこれに気づき、世界中の優れた職人の技術と革新的なテクノロジーを組み合わせてきました。使用するコーヒーマシンからカッピングルームで過ごす時間にいたるまで、そこに伴う意思決定の決め手となるのは「風味」です。コーヒーの焙煎から始まるあらゆるプロセスは、お客さまのカップに一貫性を持たせるためにあります。

熱風式焙煎はすべての豆の個性を際立たせることができるため、これまでに多くのロースタリーで採用されてきたドラム式焙煎の特徴である、煙のような焦げた風味を感じさせません。現在、私たちはオールプレス独自の熱風式焙煎方法のみでコーヒーをローストしていますが、そこからさらに一歩進み、風味を第一に考えて設計された熱風式焙煎機を造り上げました。

コーヒーがもたらすのはカフェインの効果だけではありません。デジタル化が進む世界で、コーヒーは心を落ち着かせ、周りを見渡すゆとりを与えてくれます。ニュージーランドでは昔から「人生は生き急ぎすぎると十分に謳歌できない」と言われています。日曜日はゆっくり休み、SNSを見るよりも家族との時間を大切にし、ビーチで寝そべってリラックスする…。

次にコーヒーを飲むときはデジタルクラウドの中から抜け出し、深呼吸をして周りの景色を楽しんでみるのはいかがでしょうか?