Putting an end to landfill ― 埋立に終止符を

卓越した風味、美しいデザイン、優しい素材。オールプレスが決して妥協しない3つの要素。過去数年にわたり私たちはコーヒーを新鮮で最高の状態に保ち、かつ地球に優しいものにするために、最も革新的な素材を見つけるべく努力を重ねてきました。

コンポスト(堆肥化)可能なリテールバッグの新シリーズ(今年後半には3kgのバッグも)の導入により、私たちのパッケージはすべてリサイクル、あるいはコンポスト可能なものとなりました。これにより、埋立処分される廃棄物の削減に貢献することができます。

Why Compostable?

完璧なシステムというものは存在し得ませんが、私たちはコンポストが唯一廃棄物のクローズド・ループの流れを実現可能にすると信じています。

コーヒーの粉、生ゴミ、テイクアウェイカップ、コーヒーバッグなど、すべての廃棄物を同じ容器に入れコンポスト・パートナーに送ることで、より多くの食料を育てるための土壌として生まれ変わらせることができる ― これこそが真の循環型システムです。

250gのリテールバッグの場合、コンポストする前にプラスチックバルブを取り外す必要がありますのでご注意ください。

また、環境への負荷も低減されました。現在のオールプレスのパッケージに使用されている非遺伝子組み換えバイオプラスチックは、従来のプラスチックに比べて二酸化炭素排出量が75分の1以下に抑えられています。

私たちがとった方法は、リサイクル可能な石油ベースのプラスチックバッグを使用することでした。ソフトプラスチックのリサイクルは大きな問題を抱えており、多くのリサイクルセンターが原料の備蓄を余儀なくされています。もし原料がリサイクルされたとしても、それはまた別のプラスチック製品となり、最終的には埋立地行きとなることが運命づけられているのです。

Taking ownership of the waste stream

パッケージを再び地球に還すためには適切な廃棄物の流れをつくる ― つまり商業用コンポストへと送る必要があります。地方自治体の設備はまだまだ追いつけていないのが現状なので、もしみなさんが商業用コンポストを利用できないのであれば、使い終わったパッケージはぜひ私たちのもとへご返却ください。

カフェをご利用のお客さまも、リユーザブルカップを自宅に置いてきてしまったお客さまも、お近くのオールプレスのカフェまでパッケージをお持ちいただければそのままリサイクルに出すことができます。

カフェの外にはコンポスト用のゴミ箱があり、カウンター裏にはグリーンバッグが用意されています。分からないことがあれば気軽に声をかけてください。

Our partners

コンポスト回収サービスをご希望の場合は、私たちが信頼するパートナーまでご連絡ください。また、お近くでコンポスト回収サービスをご利用いただけない場合、オールプレスのカフェにもご返却いただけます。

New Zealand - We Compost

Australia - BioPak

United Kingdom - First Mile

What’s next?

世界は急速に変化しており、マテリアルのイノベーションもまた同様です。私たちはこれからもさらなる改善に向けて力を注いでいきます。オールプレスはすでにジップロック・クロージャーやバルブなど、家庭でコンポスト可能な素材を採用した次世代のパッケージの開発に取り組んでいます。これは、より良いものを目指す私たちの旅の次のステップなのです。

Shop coffee range: AU / NZ / SGUK

2021 Update

よりフレッシュなコーヒーとパーフェクトなクレマが、新しいコンポスタブルパッケージから生まれます。

Why the change?

サステナブルなコーヒーバッグへの取り組みが困難な旅になることはわかっていました。

コンポスト可能な素材に対する世界的な需要の急増に加え、COVID-19という物流上の大きな問題、さらに魅力あるプロダクトの鮮度を保持するという技術的な課題も重なり、私たちは眠れぬ夜を過ごしました。パーフェクトなプロダクトとサステナブルな素材の融合は、もはや手の届かないものになりつつあったのです。

しかし、何週間にもわたる厳密な味覚テストの結果、私たちは非常にスペースエイジ的な見た目の素材でそれを打ち破ったことを自信をもって発表することができました。新しい250gのリテールバッグは、植物由来のフィルムに超微粒子の酸化アルミニウムをスプレーしたものでできています。見た目はホイルで裏打ちされた従来の埋立用バッグによく似ており、鮮度の保持にも効果的です。ただひとつ違うのは、100%コンポスト可能だということです。

Next steps

この新素材は今後数週間で250gのリテールバッグシリーズに展開されます。また、1kgと3kgのホールセール用バッグの試験も開始しており、オールプレスのカフェ・スペースで同様のテストが行われる予定です。ホールセール用バッグの改良は以前からの目標でした。私たちは毎年50万枚近くのバッグを製造していますが、これを埋立処分せずに堆肥にすることは、私たちの手で実現できることなのです。よりフレッシュなコーヒーと、より環境に優しい素材 ― 私たちはもうほとんどそのゴールに到達しています。

誤解のないように言うと ― 今の時点でコンポストが可能なのは250gのバッグだけです。現在は1kgと3kgのバッグの実用化に向けて研究を続けており、2021年末までにローンチできることを目指して奮闘しています。

A reminder about disposal

これらのコンポスタブル素材は、廃棄物の正しい流れに乗って初めてその効果を発揮します。お近くでコンポスト製品の回収サービスを利用することができない場合は、世界各地のオールプレスのカフェでコンポスト製品を返却することができます。